Getting the COVID-19 vaccine 新型コロナワクチンの接種

5歳以上であれば、誰でも無料で接種を受けられます。また、新型コロナ感染による重症化リスクの高い月齢6カ月以上の乳幼児も接種を受けられます。接種の時期や回数、接種場所についての情報を以下にまとめました。

新型コロナワクチンの予防効果

新型コロナウイルス感染症 (以下「新型コロナ」) は、肺や気道などの臓器に影響を与える極めて感染性の高い疾患です。

新型コロナに感染した子どもや若者の多くは、無症状または風邪によく似た軽症で済みます。しかし、人によっては重症化し、入院治療が必要になる場合もあります。

予防接種を受けていれば重症化リスクは低くなります。新型コロナの症状、検査、治療などについて詳しい情報をご確認ください。

新型コロナウイルス感染症

新型コロナに感染したら

過去に感染していても、推奨されている回数分の予防接種を受けることによって重症化リスクを低減できます。また、予防接種は新型コロナ後遺症になるリスクも抑えます。

検査で陽性が確認されてから6カ月以内は、新型コロナワクチンを接種しないでください。

但し、重症化リスクの高い方は、場合に応じて6カ月以内に予防接種を受けられます。次回の接種時期については、かかりつけの医療従事者にご相談ください。

新型コロナワクチンの接種時期と回数

ニュージーランドでは、滞在資格にかかわらず、誰でも新型コロナワクチンを無料で接種できます。ワクチンを個人で購入することはできません。

接種回数は年齢や臨床的状態によって異なります。

新型コロナワクチンの接種履歴をご確認ください。

My Covid Record (external link)

  • 月齢6カ月~4歳

新型コロナ感染による重症化リスクの高い月齢6カ月~4歳の乳幼児には、Pfizer社製の小児用ワクチンのみが投与されます。これは重度の免疫不全、あるいは複数または複雑な基礎疾患のある小児患者が対象です。

基礎疾患の例:

  • 肺の慢性疾患
  • うっ血性心不全または先天性心疾患などの重度の心臓病
  • 糖尿病
  • 慢性腎臓病
  • 脳性まひなどの慢性的な神経疾患または神経筋疾患
  • ダウン症
  • 免疫力が低下している、または化学療法などの免疫抑制治療を受けている小児患者
  • 重度の血液疾患
  • 過去24カ月以内に臓器移植を受けた小児患者

接種対象者の条件については、Starship小児病院の公式サイトをご覧ください。

子どもが新型コロナに感染した場合のリスク要因 — Starship (external link)

対象者はPfizer社製新型コロナワクチンを3回接種する必要があります。

  • 3週間の間隔をあけて1回目と2回目を接種
  • 3回目は、2回目から8週間以上経過後

上記の基礎疾患を持たない月齢6カ月~4歳のお子さんは、新型コロナ感染による重症化リスクが極めて低いため、ワクチン接種の対象にはなりません。

お子さんが接種条件を満たすかどうかは、かかりつけの医療従事者にご相談ください。

  • 5歳~11歳

5歳~11歳のお子さんを新型コロナから守るには、8週間以上の間隔をあけてPfizer社製小児用ワクチンを2回投与します。但し、重大な免疫抑制治療を開始するなどの理由があれば、1回目と2回目の間隔を3週間に短縮できます。接種の時期についてはかかりつけの医療従事者にご相談ください。

重度免疫不全の小児患者は、3回目の接種を受けられる場合があります。

この年齢のお子さんは追加接種の対象には含まれません。現時点では、2回の投与を受ければ、新型コロナ感染による重症化リスクを防ぐことができます。

  • 12歳~15歳

12歳~15歳のお子さんは、Pfizer社製ワクチン (8週間の間隔をあけて2回)、またはNovavax社製ワクチン (3週間の間隔をあけて2回) を接種できます。

16歳未満の健康なお子さんは、追加接種の対象に含まれません。

重症化リスクの高い12~15歳の方は、処方箋があれば追加接種を受けられますが、これが適切かどうかは、かかりつけの医師・看護師・医療従事者にご相談ください。

  • 16歳~29歳

16歳~29歳の若者には次の接種オプションがあります。

  • Pfizer社製ワクチン (8週間の間隔をあけて2回)、またはNovavax社製ワクチン (3週間の間隔をあけて2回) の接種
  • 前回の接種から6カ月以上経過した時点での追加接種 (新型コロナに感染した場合も6カ月以上の間隔をあけることが推奨されています)

新型コロナ感染による重症化リスクが高い次のような方にも、追加接種が推奨されています。

  • 重度の免疫不全患者
  • 妊婦
  • 新型コロナによる重症化リスクが高い基礎疾患を有する方
  • 重度または複雑な健康問題や複数の併存疾患を持つ障がい者

  • 30歳以上

30歳以上の成人には次の接種オプションがあります。

  • Pfizer社製ワクチン (8週間の間隔をあけて2回)、またはNovavax社製ワクチン (3週間の間隔をあけて2回) の接種
  • 前回の接種から6カ月以上経過した時点での追加接種 (新型コロナに感染した場合も6カ月以上の間隔をあけることが推奨されています)

追加接種は、過去の接種履歴にかかわらず接種できます。

ワクチンの種類

国内ではPfizer-BioNTech社製の新型コロナワクチンが主に使用されています。

Pfizer

Pfizer社製ワクチンの投与対象:

  • 12歳未満全員
  • 12歳以上向けの初回接種 (1回目・2回目)
  • 追加接種
  • 妊婦

Novavax

Novavax社製ワクチンは、次の場合に限って投与されます。

  • 12歳以上向けの初回接種 (1回目・2回目)
  • 18歳以上向けの追加接種

Novavax社製ワクチンの初回接種では、3週間以上の間隔をあけて1回目と2回目を接種します。

妊婦のNovavax社製ワクチンの接種については、推奨できるだけのデータが揃っていません。

妊婦と予防接種

ワクチンについて

国内で承認されているワクチンと、その効果について詳しい情報をご確認ください。

国内で使用される新型コロナワクチン

特定集団向けの新型コロナワクチン

次の集団に対する新型コロナワクチンの使用が推奨されています。接種者の状況に応じた予防接種の種類やその効果についての情報を以下にまとめました。

  • 基礎疾患を有する方

基礎疾患を有する方には、新型コロナワクチンの接種が推奨されています。

次に当てはまる方はワクチンを接種してください。

  • 慢性肺疾患や重度の喘息などの深刻な呼吸器疾患
  • 深刻な心臓病
  • 免疫不全疾患
  • 高血圧
  • 糖尿病
  • 慢性腎臓病
  • 肝疾患
  • 脳卒中
  • 統合失調症や大うつ病などの深刻な精神疾患

上記以外の基礎疾患があり、新型コロナワクチンが適しているかどうかわからない方や、不安のある方は、かかりつけの医療従事者にご相談ください。

がん患者

がん患者は新型コロナ感染による重症化リスクが高いとされています。

がん治療中の方は、新型コロナワクチンを接種できます。がん治療との相互作用は実証されていません。ワクチンから最善の免疫力を獲得するため、がん治療の種類に応じて接種の時期を調整することもできます。接種の時期については、かかりつけの医師または専門医にご相談ください。

副反応は一般とほぼ変わりません。がん患者の副反応がより重くなったという報告例はありません。

がん治療後の方は、できる時に接種を受けてください。ご心配な点はかかりつけの医療従事者にご相談ください。

HIV患者

HIV患者は新型コロナ感染による重症化リスクが高いとされています。

Pfizer社製ワクチンの治験では、HIV患者も被験者に含まれました。その結果、HIV患者であってもワクチン接種による有害な影響はないことが明らかになっています。

過去に報告されている新型コロナ以外のワクチンに対するHIV患者の反応:

  • 一部のワクチン (新型コロナワクチンを含む) に対する免疫反応が低い。
  • ウイルス量が抑制されていると、新型コロナワクチンである程度の予防効果が得られる。

最近HIVと診断され、これから治療を開始する方は、予防接種の時期についてかかりつけの専門医にご相談ください。

PrEPをはじめとする何らかのHIV治療薬を服用していても、新型コロナワクチンの効果が変わることはありません。ワクチンはHIV治療薬の効果に影響しません。

  • 免疫不全患者

免疫不全患者は新型コロナ感染による重症化リスクが高いとされています。

薬剤の服用中や治療中でも、新型コロナワクチンを接種できます。免疫不全患者の場合、免疫機能に問題がない人に比べて、どんなワクチンでも効果が低い可能性はありますが、ワクチンを接種しておけば、新型コロナ感染による重症化を防げます。

計画的な免疫抑制治療の前に接種するのが最も適していますが、ワクチン接種のために治療を遅延させる必要はありません。新型コロナワクチンの接種については、かかりつけの医療従事者または専門医にご相談ください。

3回目の初回接種

5歳以上の重度の免疫不全患者は、新型コロナワクチンの初回接種を3回受けられます。

通常は2回目から8週間以上の間隔をあけて接種しますが、現在進行中または今後予定されている免疫抑制治療に応じて2回目と3回目の間隔を4週間に短縮することも可能です。

3回目の接種は、複雑な条件を満たす重度の免疫不全患者のみが対象です。

3回目の接種を受けるべきかどうかは、医療従事者が判断するため、お心当たりのある方はかかりつけの医療従事者にご相談ください。

  • 妊婦・授乳婦・妊活中の方

妊婦や授乳婦、妊活中の方でもPfizer社製ワクチンを接種でき、妊娠期に左右されません。妊婦に関連したNovavax社製ワクチンのデータが不十分なため、妊婦にはPfizer社製ワクチンが推奨されています。

妊婦が新型コロナワクチンを接種すると重症化リスクが低減されるだけでなく、胎児や新生児の新型コロナ感染を予防します。

初回接種 (1回目・2回目) に加え、16歳以上の妊婦は追加接種も受けられます。追加接種の対象者は、妊娠期や授乳期でも接種できます。

  • 障がい者

障がいをお持ちの方は、Healthlineの障がい者担当部門へ新型コロナワクチン接種についてご相談ください。障がい者担当部門には、自身も障がいを持つ担当者や、障がい者関連の分野で実績を積んだ担当者が揃っています。

毎週月~金曜 午前8時から午後6時までご相談に応じています。

フリーダイヤル: 0800 28 29 26 にかけてオプション2を選択
無料SMS: 8988
電子メール: accessiblecovidvaccinations@whakarongorau.nz

ワクチン接種

ワクチン接種会場では登録が必要です。NZSLの行政通訳の手配や障がい者向け情報が必要な方は、お申し出ください。

接種の順番が回ってきたところで、現場の職員がワクチン接種の意思確認を行います。「Yes」と答えると接種に同意したことになります。接種者本人が同意の意思表示をできない場合は、意思決定を行う代理人が同行してください。

投与担当者が、その日の体調や服用薬について質問することがあります。

ワクチン接種を不安に思うのは誰しも同じです。ご不明な点は投与担当者にお尋ねください。

ワクチン接種後は経過観察のためその場で15分間待機してください。ワクチン接種会場で待機できない方は、現場職員にお申し出ください。

予防接種の前に

予防接種の前にかかりつけの医療従事者や投与担当者と確認すべきことがないかどうか考えておきましょう。

すべて折りたたむ

  • Mpoxワクチンと新型コロナワクチンの接種時期


    Mpoxワクチンと新型コロナワクチンを接種する際は、4週間以上の間隔をあけることが推奨されています。

その他のワクチンは、新型コロナワクチンの接種前後あるいは同時に接種できます。

  • 諸外国で1回目を接種した場合

    Pfizer社製ワクチン

ニュージーランドで2回目を接種できますが、1回目から3週間以上の間隔をあけてください。

AstraZeneca社製ワクチン

ニュージーランド国内ではAstraZeneca社製ワクチンを使用していません。2回目接種はNovavax社製またはPfizer社製のワクチンになります。

1回目接種が上記以外のワクチンだった場合

ニュージーランドではPfizer社製ワクチンの接種が推奨されています。

予防接種の予約時に1回目接種の有無、ワクチンの種類、接種日を確認します。Book My Vaccineの公式サイトには、Pfizer社製ワクチンの接種時期を確認できる計算ツールがあります。

これらのワクチンに互換性はありませんが、Pfizer社製ワクチンを1回接種することによって十分な効果が期待できます。なぜなら、これらのワクチンはいずれも新型コロナウイルスの同一部分に対する免疫反応をターゲットにしているからです。

Johnson & Johnson (Janssen) 社製ワクチンを1回接種した方は、2回目接種は必要ありません。

追加接種

初回接種で別種のワクチンを接種していても、国内で実施される追加接種には主にPfizer社製ワクチンが使用されます。Novavax社製ワクチンの追加接種は、18歳以上の成人のみが対象です。

  • 過去にワクチンでアレルギー反応を起こしたことがある

過去に何らかのワクチンや注射で重篤なアレルギー反応や急性のアレルギー反応を起こしたことがある方は、投与担当者にお申し出ください。

副反応とアレルギー反応

  • アナフィラキシーの既往歴

以下を起因とするアナフィラキシー (急性のアレルギー反応) の既往歴がある方は、適切なワクチンを接種するため、かかりつけの医療従事者にご相談ください。

  • Pfizer社製またはNovavax社製のワクチンの成分
  • 前回接種したPfizer社製またはNovavax社製のワクチン

  • 接種時の手助け・支援

予防接種を予約される際は、当日何らかの手助けが必要かどうかを確認させていただきます。

支援の例:

  • ニュージーランド手話の行政通訳者の手配
  • 意思決定のお手伝い
  • 会場内の移動介助
  • 予約時間を長めに設定
  • 感覚的な刺激の少ない、落ち着いた環境の提供
  • 移動しやすい広めの場所を提供

オンラインで予約された方には、ご希望の接種会場でニーズを満たせるかどうかを確認するため、ご連絡を差し上げることがあります。

  • 予防接種後にCTスキャン・マンモグラフィ検査・超音波検査・MRIを予定している方

放射線技師または専門医に予防接種を受けたばかりだということをお申し出ください。

ワクチン接種によって脇の下や首のリンパ節が数日間にわたって腫れることがあり、数週間経ってもCTスキャン・マンモグラフィ検査・超音波検査・MRIに写し出されることがあります。

但し、予防接種のためにこれらの検査を後回しにしないでください。ご心配な点は、専門医または放射線技師にご相談ください。

  • 本人または代理人による同意

予防接種の前に次のことを確認します。

  • 接種する人の氏名・生年月日・住所 (予防接種登録で確認するためです。身分証明書の提示は必要ありません)
  • 口頭による接種への同意 (どんな予防接種でも事前に本人の同意を得ます)

未成年者の接種に対する同意

未成年者の予防接種時には保護者の同伴が必要です。親をはじめ、成人に達している家族、家族が信頼する友人、法的代理人、介護者が保護者に該当します。

12歳未満の未成年者に関しては、法的保護者の同意が必要です。

法的保護者が接種時に同伴できない場合は、次の措置をとります。

  • 投与担当者が、接種するお子さんの前で法的保護者に電話をかけ、口頭で同意を確認する。
  • 同伴できる保護者が、法的保護者の署名入り同意書を持参する。

新型コロナウイルスワクチン接種の同意書  [PDF, 244KB]

これらはいずれも一般的な同意確認手続きです。

12歳以上の未成年者

12 歳以上の未成年者には自分で同意する権利がありますが、保護者や家族、信頼できる人と予防接種について事前に話し合っておくことをお勧めします。

医療従事者も予防接種に関するご相談に応じます。12歳以上の未成年者は自分で同意の有無を伝えられますが、保護者に代行してもらうことも可能です。 

障がいを有する方

接種の順番が回ってきたら、現場の職員がワクチン接種の意思確認を行います。「Yes」と答えると接種に同意したことになります。接種者本人が同意の意思表示をできない場合は、意思決定を行う代理人が同行してください。

副反応とアレルギー反応

多くの薬剤と同じようにワクチンも副反応を引き起こすことがありますが、接種者全員に副反応が出るわけではなく、出たとしてもほとんどの場合は軽症です。

軽い副反応は免疫反応の活性化を示すものです。

一般的な副反応やアレルギー反応とその対応について詳しい情報をご確認ください。

副反応やアレルギー反応とワクチンの安全性

予防接種の予約:Book My Vaccine

オンラインまたは電話による手続き

オンラインまたは電話で予防接種の予約 (個人または団体) ができます。予約の変更やキャンセルもオンラインで手続きできます。

予防接種の予約方法と必要な各種支援に関する詳しい情報をご確認ください。

予防接種の予約

かかりつけの医療従事者または薬局

地元の医療従事者やマオリ系医療従事者、薬局でも、新型コロナワクチンを接種できることがあります。直接電話をかけるか、Healthpointの公式サイトでご確認ください。

新型コロナワクチンの接種 — Healthpoint (external link)

Novavax社製ワクチンの接種予約

お住まいの地域でNovavax社製ワクチンの接種を受けられる場所は、接種会場マップでご確認ください。

'Vaccine type' (ワクチンの種類) で'Novavax ages 12+ only' (12歳以上限定 Novavax) の絞り込み検索をすると出てきます。

予防接種会場マップ (external link)

バリアフリー予防接種センター

一部の予防接種センターはバリアフリーです。ご家族や介護者も同時に接種を受けられます。バリアフリー予防接種センターの場所はHealthpointの公式サイトでご確認ください。

新型コロナワクチンの接種 — Healthpoint (external link)

障がい者支援の経験と実績を積んだ担当者が次のご相談に応じます。

  • 様々な予防接種センターでのバリアフリー対応や移動介助
  • 安全なワクチン接種
  • 在宅での予防接種
  • 健康や服用薬に対するワクチンの影響

毎週月~金曜 午前8時から午後6時までご相談に応じています。

在宅での予防接種

外出しにくい方のために、自宅で予防接種を受けるオプションも用意されています。

かかりつけの医師またはCOVID Vaccination Healthlineのフリーダイヤル 0800 28 29 26 へご相談ください。

Last updated: