アストラゼネカ社製ワクチン | The AstraZeneca vaccine

アストラゼネカ社製ワクチンと接種について

アストラゼネカ社製ワクチン

国内で主に使用されているワクチンはファイザー社製です。

しかし、ファイザー社製ワクチンを接種できない、又は別のワクチンをご希望の18歳以上の方は、アストラゼネカ社製ワクチンを選ぶことができます。

これはウイルスベクターワクチンです。生菌 (SARS-CoV-2ウイルス) を含まないため、ワクチン接種によって新型コロナウイルス感染症にかかることはありません。

アストラゼネカ社製ワクチンは2回接種が必要です。十分な免疫を得るため、初回接種後、4週間以上の間隔をあけて2回接種を完了してください。

国内在住者であれば誰でも無料で接種を受けられます。

ワクチン接種

アストラゼネカ社製ワクチン接種のお申し込みは、専用サイト Book My Vaccine (external link)、又はワクチンヘルスライン (0800 28 29 26) で受け付けています。

アストラゼネカ社製ワクチンの接種を実施している接種会場は、専用サイトに掲載されています。

以下に当てはまる方はアストラゼネカ社製ワクチンを接種できません。

  • アストラゼネカ社製ワクチン、又はその成分で重度のアレルギー反応を起こしたことがある。
  • 新型コロナワクチンの種類にかかわらず、接種後に血小板減少症を伴う重度の血栓症を発症したことがある。
  • 毛細血管漏出症候群 (毛細血管の壁を通って血液循環系から周囲の組織、筋肉区画、臓器、体腔に血漿が漏出すること) を発症したことがある。

アストラゼネカ社製ワクチンは筋肉注射 (上腕) です。初回接種後、4~12週間の間隔をあけて2回接種を完了します。初回にアストラゼネカ社製ワクチンを投与された場合、2回目も同じワクチンを接種します。

接種後少なくとも15分間は、経過観察のため接種場所に残ってください。

2回接種完了から3カ月以上たつと追加接種の対象になります。

追加接種について

妊婦

妊婦に対するアストラゼネカ社製ワクチンの使用については、現時点で十分なデータが得られていないため、ファイザー社製ワクチンを推奨します。

妊婦、授乳婦、妊娠している可能性のある方は、アストラゼネカ社製ワクチンについてかかりつけの医師にご相談ください。

ワクチンの仕組み

アストラゼネカ社製ワクチンは人体の免疫系を刺激し、その刺激によって人体がウイルスと戦う抗体をつくり出します。抗体は感染防止に役立ちます。新型コロナウイルス感染症を引き起こす成分は一切含まれていません。

アストラゼネカ社製ワクチンの有効性について

新型コロナワクチンは、過去のワクチン開発では例がないほど、重点的に研究が進めらています。

その結果、アストラゼネカ社製ワクチンは新型コロナウイルス感染症の発症を81%予防することが実証されています。また、初回接種後に感染した80%以上が入院せずに済んでいます。十分な効果を得るためには2回接種が必要です。

ワクチンの安全性

ニュージーランドの独立行政法人である Medsafe は、医療規制機関として、ワクチンをはじめとする、あらゆる医薬品の実用申請を評価し、国際基準と国内規格に適合するかどうかを確認したうえで国内限定の使用許可について進言します。

アストラゼネカ社製ワクチンの安全性は Medsafe によって徹底的に評価されています。手続きが簡略化されることはありません。アストラゼネカ社製ワクチンは、世界中で何百万人もの人々に投与され、成果を上げています。

副反応
他の薬剤と同様、接種後数日間は一部の人に副反応が現れることがあります。これらは軽度の一般的な症状であり、ワクチンの有効性を示すものです。

長引くことはほとんどなく、2回目の接種が不可能になったり、日常生活に支障をきたしたりすることもありません。但し、副反応によっては、一時的に自動車や重機の運転ができなくなる場合があります。

一般的に報告されている副反応:

  • 接種部位の痛みや腫れ
  • 疲労感または倦怠感
  • 頭痛
  • 筋肉痛
  • 悪寒
  • 関節痛
  • 発熱
  • 接種部位の赤み
  • めまい

2回目の接種後に起こりやすい副反応もあります。

重度の副反応

まれに重度の副反応が起きる場合があります。

ごくまれにアストラゼネカ社製ワクチンの接種後、血栓症を発症するケースがありますが、10万人に1人の確率と言われています。

血栓症の症状:

  • 息切れ
  • 胸部の痛み
  • 脚の腫れ/むくみ
  • 腕や脚の痛み
  • 重度又は持続的な頭痛
  • 目のかすみ
  • 思考の混乱、痙攣 (ひきつけ)
  • 腹痛

きわめてまれなケースとして、毛細血管漏出症候群の発症が報告されています。その場合、腕と脚の急な腫れ (むくみ)、急激な体重増加、失神等の症状が見られます。

ギラン・バレー症候群 (GBS) もきわめてまれなケースとして報告されています。これは自己免疫による炎症性多発神経障害です。腕や脚の痛み、感覚消失、筋力低下が、胸部や顔まで広がる場合があります。

いずれかの症状を発症した場合は、すみやかに医師の診断を受けてください。

副反応の報告

接種後に副反応を発症した方は、Centre for Adverse Reactions Monitoring (副反応監視センター) へ報告できます。同センターは、国内で使用された医薬品やワクチンの副反応に関する情報データベースを管理しています。

副反応を報告する (external link)

接種証明

公式サイト My Covid Record では接種履歴を確認でき、以下の申請手続きができます。

  • My Vaccine Pass - ワクチン接種履歴の国内向け証明書
  • International Travel Vaccination Certificate (渡航用接種証明書) - ワクチン接種履歴の海外向け証明書

My Covid Recordについて

詳細

ワクチンの評価と承認 | 保健省 (external link)

ワクチンの副反応と症状 | 保健省 (external link)

アストラゼネカ社製ワクチンについて | 免疫アドバイスセンター (external link)

誤情報や詐欺行為

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