感染後 | After you have had COVID-19
日常生活に戻る
新型コロナ感染後は、息切れや疲れやすくなることがよくあります。
日常生活に戻っても無理はしないようにしましょう。
留意点:
- 十分な睡眠をとる
- バランスの良い食事をとる
- 必要に応じて休む
- 自分のペースで無理をしない
ご心配がありましたら、かかりつけの医師または医療専門家にご相談ください。
職場復帰
推奨される隔離期間 (5日間) の終了後も不調が続く場合は、回復するまで自宅で療養しましょう。
症状軽快後も感染検査で陽性反応が出る場合があります。しかし、発症日または陽性が確認された日のいずれか早い方から起算して10日経っていれば、他者への感染リスクはほぼありません。
雇用先で補足的な感染予防対策を講じている場合があるため、適切な職場復帰の時期については、あらかじめ職場の上司/責任者にご相談ください。
通学再開
推奨される隔離期間 (5日間) の終了後も、あなたやお子さんの不調が続く場合は、回復するまで自宅で療養しましょう。
これは保育園・幼稚園・学校・クラ (マオリ語イマージョン教育機関)・高等教育機関のすべてに共通します。
通学再開にあたり、感染検査 (RATまたはPCR) の陰性証明を提出する必要はありません。
学校によっては補足的な感染予防対策を講じている場合があるため、通学再開の時期については、あらかじめ学校長にご相談ください。
10日経過後でもお子さんが不調や症状の悪化を訴える場合は、通学を再開すべきではありません。かかりつけの医師またはHealthline (0800 358 5453) にご相談ください。
運動再開
感染期間中は運動や体を動かす機会が減るため、感染前の運動量へ戻すまでには時間がかかります。
個々の状況については、かかりつけの医師または医療専門家にご相談ください。運動再開に関する情報は、Healthify 公式サイトにも掲載されています。
新型コロナ感染後の運動再開 | Healthify (external link)
自宅の清掃と消毒
新型コロナウイルス感染症は、感染者の咳やくしゃみなどを介して濃厚接触者のあいだに広まります。また、可能性としては低いものの、汚染された物やその表面に触れた手で口・鼻・目を触って感染することもあります。
ウイルスは一定期間だけ物の表面上でも生存できますが、外膜が壊れやすいため、有効な洗浄と消毒処理によって簡単に殺菌できます。
直近24時間以内に感染者が確認された建物内では、物の表面上にウイルスが付着している可能性が高いため、すべての表面を清掃・消毒する必要があります。
家庭の清掃・消毒
洗剤や漂白剤といった市販の掃除用品を使用し、まず洗剤で表面を拭いてから消毒します。掃除機はいつも通りにかけられます。
留意点:
- 清掃の際は、化学薬品による手荒れ防止のため手袋を着用し、作業後に洗浄または廃棄する。
- 製品に表示された安全な取り扱い方法に従う。
- ドアのハンドル、照明スイッチ、リモコンといった人が頻繁に触れる物の表面を消毒する。
- できるだけ窓を開けて換気する。
- 隔離中に使用したすべての食器を洗う (洗剤と温水で手洗いするか、食器洗浄機を使用する)。
- 使用後の布巾やモップをきれいにする。
- 使用済みのティッシュやマスクなど、すべてのゴミを廃棄する。
- 衣類や寝具は洗濯し、ウイルスの空気感染を抑えるために振らないこと。
- 物の表面を清掃する際は高い所から始めて下へ移動し、塵や埃を床に集めて掃き出せるようにする。
- 人があまり触れない場所から清掃を始める。
- 汚れ度合いを判断し、よりきれいな部屋から清掃して交差汚染を防ぐ。
- 清掃後は手を洗って乾かす。
家庭ごみの処理
使用済みのティッシュやウェットティッシュなどの汚染廃棄物は、必ず専用の密閉ごみ袋またはひも付きごみ袋にまとめた後、袋ごと家庭ごみとして処理できます。
ごみ収集車が来ない地域にお住まいの方も同様の方法で汚染廃棄物をまとめた後、袋ごと家庭ごみに含めます。その後の処分方法については、お住まいの地域の自治体公式サイトでご確認ください。
新たな症状が出始めた場合
新型コロナウイルス感染症がぶり返しても、ほとんどは前回よりも軽症で済みますが、別の症状が現れることがあります。また、感染回数を重ねる度に新型コロナ後遺症や合併症のリスクが高まります。
再感染の場合でも、初回と同様の医療相談や援助・支援をご利用いただけます。
28日以内の再感染
前回から28日以内に再感染した場合:
重症化リスクが低い方は、再検査 (RAT) の必要はありません。
回復までご自宅で療養してください。基礎疾患をお持ちの方、または新型コロナらしき症状が悪化している方は、医師またはHealthline (0800 358 5453) にご相談ください。
29日以降の再感染
前回から29日以降に再感染した方は、再検査 (RAT) を受ける必要があります。
陽性が確認されたら、初回と同じ指示に従って自宅療養してください。推奨される隔離期間 (5日間以上) 中は、新型コロナ感染者向けの指示に従います。
結果が陰性の場合:
- 別の病気 (風邪やインフルエンザなど) の可能性あり
- 症状が続く場合は48時間後に再検査 (RAT)
- 結果がまた陰性だった場合、回復するまで自宅療養
再感染について
新型コロナにいったん感染した後、変異株の種類にかかわらず感染を繰り返すことを再感染と呼びます。
ワクチンや過去の感染で得た免疫力が次第に低下することによって感染しやすくなります。
新型コロナの再感染が一般的であるかどうかは明らかになっていません。しかし、変異株や亜系統の感染拡大により、再感染が起こりやすくなる可能性はあります。
同居者が感染した場合
直近28日以内に自身が感染・回復し、その後、同居者の陽性が確認された方は、家庭内接触者に見なされないため検査の必要はありません。
但し、感染後29日以上経過してから同居者の陽性が確認された場合は、5日間連続で検査する必要があります。
新型コロナ後遺症
初回の新型コロナ感染から12週間以上にわたって症状が長引いたり、様々な症状が現れたりすることを新型コロナ後遺症と呼びます。
感染者のほとんどは2~4週間で急性兆候や症状が軽快し、12週間目までには感染前の状態に戻ります。しかし、一般的な回復期を過ぎても様々な症状を訴える方もいます。
新型コロナ後遺症の回復には数週間から数カ月かかることがあります。新型コロナ後遺症の治療や体調管理については、かかりつけの医師や医療担当班にご相談ください。
健康な生活習慣の維持
感染後や予防接種の後でも、健康な生活習慣を維持することに変わりはありません。あらゆる人に再感染の可能性があります。
必要な予防接種を受ける
新型コロナに感染しても、予防接種で獲得できるほどの免疫力はつきません。また、ワクチンの感染予防効果は時間の経過とともに低下します。
追加接種を含む適切な回数の接種を受けて高い免疫力を維持し、重症化や入院のリスクを抑えましょう。
陽性確認後6カ月以内には新型コロナワクチンを接種しないでください。
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